
東日本大震災は、私たちが暮らす仙台・宮城・東北に、とてつもなく大きな爪痕を残しました。
多くの尊い命が奪われ、住まいやくらしの営み、ふるさとの風景までもが失われています。
広域で甚大な被害が明らかになるにつれ、
改めて復興にかかる時間の長さを覚悟しなければなりません。
今、震災から立ち上がり、将来への希望を見出すべく、
国、県、市町村それぞれが、復興計画の策定を急いでいます。
メディア等を介して素案をみると、大規模な造成や集団移転を前提としたものが多く、
など、気掛かりな点が少なくありません。
私たち都市デザインワークスは、まちづくりの実務者・専門家として、
まちの魅力を引き出し、住民の視点から将来像を提案してきました。
住民の想いを行政の計画や施策に反映させ、地域主体のまちづくりをお手伝いしています。
また、設立以来「せんだいセントラルパーク構想」を進めています。
それは、ゼロから作り出す再開発計画とは対極の、
今ある資源を活かして、できるところから始めるまちづくり活動です。
まちに宿る魅力や歴史を掘り起こし、様々な方からのアイデアを取り入れながら、
みんなが誇りと思う、まちの中心空間へ育てていく取り組みです。
私たちが、まちづくりに携わるとき、大切にしているのは次の3つのことです。
私たちの想いや経験は、復興まちづくりのお役に立てると考えています。
復興まちづくりの検討に必要となる素材として、
まちの情報を整理して分かりやすく図示し、たたき台となる将来像を提案します。
それらは、ワークショップなどの話し合いの場の資料として活用され、
住民の想いや意見が加わることで、そのまちに合った復興計画になると思います。
私たちにできることは本当に僅かですが、小さくても細くても永く、
次代につなぐまちの実現に向けて取り組んでいきます。
2011年6月11日
特定非営利活動法人 都市デザインワークス
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