2008年7月9日
今年1月から運営を支援してきた多賀城市「歴史の道・詩都景観形成事業ワークショップ」を、関係者にもコメントをいただき、数回にわたってふりかえってみたいと思います。
最初は、この事業の協働での推進の“仕掛人”である、多賀城市地域コミュニティ課市民活動推進係の吉田さんに、これまでの経緯を振り返っていただきました。
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市民の参画と協働で進める「歴史の道」の経緯
■「歴史の道」は「みんなの道」、みんなの道はみんなで決めよう!
■事業の推進方針は市民参画と協働だけど…
■僕らにはなかったスキルとノウハウ
■都市デザインワークスに期待したこと=ファシリテーター
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私たちに期待された「ファシリテーター」とは、一体なんでしょうか?「協働コーディネーター」を提唱している世古一穂さん(特定非営利活動法人 NPO研修・情報センター代表理事)は、「ファシリテーターの技術と能力」について、次のように記しています。
『一口にファシリテーターといっても、具体的な役割や機能は様々である。ファシリテーターは単なる司会者ではない。ファシリテーターを直訳すると「援助者・促進者」という意味になる。新しい物事を生み出すときの「助産婦さん」のような役割、いわば水先案内人である。
参加型の会議やワークショップにおけるファシリテーターの役割は、専門的知識を伝えるものでも、自分の意見でリードするものでもない。会議やワークショップの参加者が対等な立場で意見を出し合い、より民主的に会議が進んでいくよう、様々な工夫を行い、会議やワークショップをスムーズに進行していく役割である。会議やワークショップの具体的な内容の善し悪しを判断するのではなく、中立的な立場で会議の進行を行っていくのがファシリテーターである。水先案内人として参加者全体に気を配りながら相互の関係を活性化させ、意識されていなかった潜在的な問題や可能性に参加者が気づけるようにするのだ。「意見をコントロールせず、進行をコントロールする」、これがファシリテーターの鉄則である。ちなみに、ファシリテーターに必要な中立的な態度とは、ものごとすべてを相対化して自分の意見をもたないこと、意見をもたずに中間に位置することとは違う。自分の意見や価値観はしっかりもちながら相手との違いをはっきりさせた上で相手を受け入れることにより、協働するプロセスを生み出そうという態度である。』
なかなか難しいですね。単なるワークショップの「司会者」ではなく、中立的な立場で、参加者の想い(潜在的なニーズも含む)を引き出し、それら多様な意見を相互に関係づけできるよう整理しながら、進行をコントロールする専門職といったところでしょうか?当然そのためにワークショップのプログラムを設定し、それに必要な資料の作成や情報提供なども、ファシリテーターの仕事と考えられます。ワークショップの質を高めるためには、このファシリテーターの役割が重要だということが良く分かりますね。(榊原)
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