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都市デザインワークスからのお知らせです。

データコラム:仙台の民営事業所数・従業者数 #コロナ

まず、このたびの新型コロナウイルスに罹患された皆様と、感染拡大により生活に影響を受けている皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。

都市デザインワークスではテレワークの推奨はじめ、感染拡大防止に努めております。

お仕事によっては、既にかなりの影響を受けていることと思います。飲食店、小売店舗、卸売業、ホテル、映画館、ライブハウス、サッカー・野球・バスケのプロチーム・・・。ぱっと思いつくものを列挙しましたが、もっと様々な業種の方々が影響を受けているのではないでしょうか。

「あの人もこの人も大変なのでは・・・」という思いが生まれ、しかしその一方で「どのくらいの方々の生活に影響が出ている・出てくるのだろうか?」想像がつきにくい自分がいました。

自分の暮らす街で、普段からどの業種の方がどのくらい生活しているのか、この機会に見つめてみようと思い、経済センサス(2016年)の仙台市のデータを用いて、民営の事業所数と従業者数を整理しました。


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新型コロナの影響を大きく受けているであろう業種として、「小売業」「卸売業」「宿泊,飲食サービス業」「生活関連サービス,娯楽」を左側にまとめています。
「宿泊,飲食サービス業」には、旅館、ホテル、民宿、民泊などの宿泊業と、飲食店が含まれています。
「生活関連サービス,娯楽業」には、理髪店、美容院、旅行業、結婚式場、映画館、劇場、楽団、スポーツ興行団などが含まれています。

仙台市内の事業所の総数は、2016年当時でおよそ4万8千。
このうちの50%、2万4千の事業所が、小売、卸売、宿泊,飲食サービス、生活関連サービス,娯楽業になります。これだけ数多くの事業所で影響を受けているのでは、ということが想像できます。


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従業者数を見てみると、21万人が先ほどの4つの業種で働いていることがわかりました。
市内全体の従業者数が55万5千人なので、従業者数の38%。
さらに、市内の人口が108万人と見積もれば、20%に迫るほどの数を占めていると言えます。

データ自体が数年前のものであり、業種の分類も細かくはありませんが、大まかでも街の現状を把握し、考えを深める材料としてご覧いただければ幸いです。
今後、業種別の生産額なども同様に整理してみたいと思います。

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