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都市デザインワークスからのお知らせです。

設立20周年記念シンポジウム「街歩きが拓くまちづくり」

5月12日に開催された設立20周年記念シンポジウム第一弾「街歩きが拓くまちづくり」は満員御礼となりパネリストの方々の濃いお話と会場からもご意見をいただき、あっという間の2時間でした。

コーディネーター/事務局次長 田川の司会でスタート。

代表理事 榊原からは20年の感謝と本事業への協賛のお礼を述べさせていただきました。

モデレータの内山理事。最後までディスカッションをリードし、まとめていただきました。

パネリストの皆さま、左から内山理事、神谷さん、皆川さん、埴淵さん。

最初は神谷さんからフットパスとは何か、町田での取り組み、フットパスの効果についてプレゼンいただきました。

フットパスづくりやマップづくりを行いながら市民を巻き込んでいく様子が圧巻でした。
次に、皆川さんは、地図を片手に地形と水を見つけると歩かずにはいられない。
東京はスリバチ状の地形が豊富でその偏愛を20年貫いていると、タモリ倶楽部やブラタモリなどメディアでも取り上げられ、仲間が増えていった。今や全国や世界にもスリバチ学会があるそうです。
最後に、この3月まで東北大学にいらした埴淵さんからは、一人ひとりが感じる街の姿をマップ化していくことで見えてくる、ポートランド地図帖の作り方の紹介と仙台版の取り組みをお話しいただきました。
その後、「発見」や「街&人の多様性」について内山理事がディスカッションを進め、
「街歩きと身体性」「一人ひとりの感性を磨く」「歩くことが力になる」「地元を巻き込んだプラットフォーム」
などのキーワードが引き出されていきました。
最後の方で埴淵さんから、仙台のランドマークについてのヒアリング調査結果のマップが提示され、伊達政宗公よりも「?」が多いという結果になったそうで、街を歩いてその体験を視覚化して共有することの大切さが語られました。
会場からも、関心層を広げていくことや四谷用水を復活していきたいといったまちの歴史を大事にする動きについて意見があり、
まちあるきの可能性とここに集った人のネットワークの力に大きな期待が寄せられて幕を閉じました。
第二弾もぜひご参加ください。
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