「みんなの居久根はじめの一歩〜植樹体験in南蒲生」を開催しました!(後編)
(前編はこちら)
もうひとつの植樹対象地のYさん宅へ移動。
肥沃な黒土を有効に利用し、実生苗(シロダモ、ヤブツバキ、シャリンバイ)と、コナラやサクラなどを植えます。
中でも大きく育つであろうコナラは真ん中の方に植えます。
いずれはこの場所からご近所などに「苗木のお裾分け」をできるように、との思いも込めています。
プログラムの最初に拾った、残った居久根の種を、ポットの土に埋めてみました。シロダモの赤い実は、皮を剥いでから埋めます。
Yさん宅には、残った柿の木と、実生の柿の木、震災後に植えた桜の木があります。
そこに新たに桜の木を植えるため、ランドスケイプデザイナーの廣瀬さんに適所を見立て、みんなで植えていきます。
植えた桜にはたっぷりと水を与えます。
実生を植えた部分にも、たっぷりと水を与えます。
Yさん宅の作業を終えて、午前の部が終了。
お昼はNさん宅の納屋先をお借りして、参加された方々がそれぞれ持参したもの、持ち寄ったものをいただきます。
日射しが暖かく、コーヒーを片手に穏やかなひとときを過ごしました。
午後の部のチェーンソー体験は、吉田祐也さんが講師となって開催しました。
丸太を切断して、椅子を作ります。チェーンソーにより樹皮を剥ぎ、切り口の面取りも行います。
(チェーンソーアートまでは遠い道のりがあることを、チェーンソーの重さで知りました。)
今回は、植えるだけではない取組みになるように、と企画しました。
参加いただいた方からは
「意義ある事に楽しく参加でき、いい休日が過ごせました」
「土に触れる事は大事だなぁ」
などの声をいただきました。
今回の「はじめの一歩」の取組みを二歩目、三歩目に活かせるようにしていきたいと思います。