南蒲生にて居久根苗の引越し作業を行いました。
6月20日(土)
南蒲生にて、居久根苗の引越し作業を行いました。
晴天の中、ご近所のご夫妻や街なかから自転車(!?)で駆けつけてくれた方もいらっしゃいました。
作業はボーボーに育ったスギナやヨモギなどの除去と、居久根苗の見つけ出し・救出からはじまります。




昨年11月の「みんなの居久根はじめのいっぽ」で植樹した苗は、コナラやシャリンバイなどが元気に育っていました。(下記の過去の記事参照)
同じ敷地内の移転箇所に運び込んだ土を整え、不織布のポットに一株ずつ入れて植え込んでいきます。




コナラ:10株
シャリンバイ:3株
ツバキ:1株
に
カキ:1株
クルミ:1株
を新たに加えた16株を植えました。




3月には稲藁ロールを用いた風除けとマルチング(※)を施す作業を行いましたが、今回の引越しに伴い、引越し先のマルチングのために、風除けに立てていた分のうちの1つを解体しました。
中は土になりつつあり、まるまると太ったミミズが沢山でてきました。
(稲藁ロールの上に生えたスギナは、ロールを通過し、土まで根が伸びていました。凄い。なんと逞しい。。)



日照りで土の表面はすぐに乾燥します。マルチングの上から水をかけました。

最後には、居久根苗の管理人がどこからか舞い降りて、作業終了となりました。



作業終了後は、南蒲生町内会の集会所の下屋部分をお借りしてお昼休憩を。
建物前ですが、風が通る快適な空間です。 ご近所のご夫妻がお漬け物を持参して下さいました。
(集会所の下屋空間は、この辺り散歩をする方々の休憩所になっており、自然と世間話に花が咲くのだとか。)
暑い一日の中、二時間程の作業でしたが、「楽しかった」との感想もいただきました。
居久根の苗は、様々な方々の手を通じて守られています。 それは、まるで交代で、もしくはリレーしていくが如く感じられます。
今回移植した苗も大切に育てていければと思います。
植樹会などの予定はまたお知らせいたします。
※マルチング:植物の株もとの地表面を覆って、土の乾燥や舞い上がり防止をし、土の温度変化を緩和するための作業
▶今回の作業場所に関する過去の記事
「みんなの居久根はじめの一歩〜植樹体験in南蒲生」を開催しました!(前編)(2014.11.10) https://www.udworks.net/archives/2776
「みんなの居久根はじめの一歩〜植樹体験in南蒲生」を開催しました!(後編)(2014.11.10) https://www.udworks.net/archives/2778